「サクサクプロジェクトの今とこれから」レポート

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20150926100214

2015年9月25日(金)に行った「サクサクサロンVol.2:サクサクプロジェクトの今とこれから」のレポートです。

かなり詳しく書きましたので、時間のある時にじっくり読んでいただければ嬉しいです。

サクサクプロジェクトが本格的に動き出してから半年、準備期間を含めると1年以上が経ちました。
ただ、「具体的な事例が無いから何をやっているのか分かりにくい」と良く言われますが、最近になってようやく具体的な動きが出始めました。

そこで、あらためてサクサクプロジェクトの想いと活動を知っていただき、協業や協力できそうなことはもちろん、「だったら、こういうのはどう?」とか、「こういうことはできないか?」みたいな感じで気軽に声かけていただければと思っています。

・・・ということで、まずは全体の構想からお話します。

サクサクプロジェクトの理念

「クリエイティブ型事業プラットフォーム」
私たちは、多様性のあるクリエイティブ かつ おもしろい観点で、企業や社会のワクワクした毎⽇を創造します。

サクサクプロジェクトをギュッと凝縮するとこのようなコンセプトになります。

サクサクプロジェクトは非常に多様性のあるクリエイターのコミュニティであることが一番の特徴です。
この特徴を活かして、これからの時代に特に必要なジャンル横断型のクリエイティブ活動を行っていきます。

一番大事なことは、あくまでもクリエイティブな観点を重視するということです。
そして、単なる課題解決ではなく、ワクワクした毎日になるような提案を企業や社会に対して行い、新しいモノや面白いコトを創り出していきたいと考えています。

サクサクプロジェクトの全体構想

サクサク今サクサクプロジェクトは大きく4つの柱に分けられます。

▼請負/受託
クリエイターが日常的に行っている、案件の依頼を請けて成果物に対して対価をいただく、という活動です。
現状は、いわゆる営業と呼ばれる活動は積極的にはしていません。

▼協業/提携/マッチング
異業種の企業同士、またはサクサクプロジェクトとのコラボレーションなど、出会ったことがないジャンル同士の協業によって、今までにない事業や製品やサービスなど、新しい価値を生み出すことを主な目的とした活動です。
今一番力を入れている活動です。

▼自主開発
プロダクトやサービスを自主的に企画してリリースしたり販売したりする自給自足的な活動です。
1人や1社ではなかなか実現が難しいモノやコトに対して、複合的もしくは横断的なプロジェクトになります。
将来的には、これが主な活動になればと思っています。

▼育成/教育
次の世代やもっと若い世代に対して、ITやクリエイティブについて興味を持って欲しいと思っていますし、引き継ぎたいと思ってもらえるような活動をしていきたいと考えています。
これから力を入れていきたい活動です。

実際には、この4つの柱が別々に動くことはあまりなく、連動したり組み合わさりながら動いています。

・・・ということで、ここから先は、オープンな場でなかなか話ができない具体的な動きについてお話します。

サクサクプロジェクトの「今」

▼請負/受託
サクサクプロジェクトとしては、新しいチャレンジがあるとか、面白い条件があるというものに限定して請けています。
・個人で請けるにはボリュームが大きすぎる
・ジャンルを横断した対応が必要(例:制作した映像をWebで流し、ソーシャルで拡散しつつ広告を展開)
・他にはない面白い企画提案やアイデアが必要
などなど、ある程度限定して請ける請けないの線引きをしています。
そうでなければ、大抵の場合は個人で請けた方が話は早いので、無理やりサクサクプロジェクトを通す必要がないと考えています。

▼サクサクコラボ
現在は下記の2つのプログラムが動き出しています。

◎メーカーズ・ミートアップ
製造業を中心に、異業種の企業や組織が集まりコラボレーションを促すことで、新しい製品やサービスの開発、新規事業や第二創業を生み出すことを目的としたプログラムです。
ファシリテーションの手法をベースに目標や夢を出し合い共有することで、今後のビジネスの種を見つけます。
二代目三代目の製造業の社長に集まっていただき、過去に2回(7月下旬と9月上旬)開催しました。
当面は紹介制によるクローズドな開催とし、単なる異業種マッチングにならないように模索を続けています。

◎プロアスリート・ミートアップ
大半のプロアスリートが苦労している活動資金の調達=スポンサー集めやプロモーションなど、プロアスリートの現状を変えるためのプログラムです。
プロスポーツ専門のスポンサーマッチング+クラウドファンディングのシステム化を行い、まずはテニスからスタートします。
※2015年12月上旬にキックオフ予定

<進行中の具体的な事例>

◎SXS Lab.
某SIerとの新規事業計画を進めています。
新規事業担当者と定期ミーティングを行い、アイデアの拡散と収束を繰り返しながら企画を固めていきます。(※ここでもファシリテーションの手法を活用)
2016年4月に提案予定で、提案が通れば共同で開発を進めていますが、社会貢献にもつながるような提案になる予定です。

◎泉大津市の老舗手織メーカーとの協業
Webや映像などのメディア横断型のプロモーション提案だけでなく、自社製品の共同開発の提案(サクサクコラボ)も行っています。
将来的には、地場産業とその地域の活性化を目指します。

▼地域活性化プロジェクト

◎綾部プロジェクト
ITやクリエイティブの手法によって、まずは綾部を知ってもらい、住みやすい土地に変え、将来的に外部の人が移住し定住する仕組みを作る、地域活性化のための長期プロジェクトです。

この「綾部プロジェクト」は、さらに3つのプロジェクトに分かれています。

1)子供中心の合宿型ワークショップ
テーマは「子供 X 自然 X IT 」とし、都市部の子供と綾部の子供との交流を自然とITで深めてもらおうと考えています。
1回目は、2015年10月11日と12日に行います。
山遊びを動画撮影し、(ドローンも飛ばします)その様子をみんなで編集してYoutubeにアップします。
そうすることで、より思い出に残るワークショップになればと期待しています。
2回目は2016年4月に予定しており、今後も年の2回を目安に定期開催する予定です。
そして、10年〜20年後に綾部が都市部の子供達にとって「里家」になれば良いなと思っています。

2)水車米プロジェクト
付加価値の高いブランド米の予約販売システムを構築し、同時に水車米の再ブランディングとプロモーションを行います。
他の農作物や他の地域への展開も視野に入れつつ、規模を徐々に拡大していく予定です。
将来的には休耕田の復活=農家の復活と増加につながればと考えています。

3)スマート田舎プロジェクト
廃校を地域コミュニティの拠点にし、ITを活用するためのサポートを行います。
さらに、なんでもできるネット端末(図書館、テレビ会議、病院との連携 など) を開発するなど、ITによって綾部を住みやすい土地に変える過疎の地域再生のための試みです。

以上の「子供」「自然」「IT」の3つのプロジェクトが連携することで、綾部プロジェクトがより強固に成り立っていくと考えています。

▼クリエイターのための場作り

◎サクサクサロン
サクサクプロジェクト主催のイベントを「サクサクサロン」と名付け、 クリエイター向けイベントを開催しています。
毎月最終金曜日19時から中央会計セミナールームにて行っています。
ライトニングトーク&交流会やワークショップ、つながる飲み会など、主にクリエイターのためのイベントを企画・実施します。
2015年の予定は下記の通りです。
・10月23日(金)
・11月27日(金)
・12月25日(金)
その他に、不定期に「ランチ会」や「飲み会」などもやっています。

◎おちゅーん
http://otune.jp/
「愉快なコンテンツのたまり場」であり、「案内人」で、なんでもアリの様々なクリエイターが参加できるプラットフォームを目指しています。

コンテンツ制作の場として、大阪はどんどん地盤沈下が進んでいますが、本来は非常に適した場だと思っています。
窮屈になったテレビでは表現できないことや、深夜もベテランが活躍するために露出する機会に恵まれない芸人や作家のコラボレーションによる独自コンテンツを生み出していきます。
毎週土曜日22時から「おちゅーんLive」をニコニコ生放送で配信中です。
http://live.nicovideo.jp/watch/co2865048

さらに、おちゅーんは、Webやコンテンツだけでなく、プロモーション、配信、イベント など、あらゆる要素が詰まっています。
イベントに関しては、おちゅーんLiveのスピンオフ企画として「Bugって花井生誕祭」というイベントを先日行い、100人以上動員しました。

現在、コンテンツは全てムービーですが、今後はサウンド、テキスト、ゲーム、イベントなど、コンテンツの幅を広げていきたいと考えていますので、コンテンツの実験ができる場として、これから成長するクリエイターにどんどん使ってもらいたいと思っています。

※10月にWebサイトがリニューアル予定です。
会員制+ポイント制(マイクロファンディング)のユーザー参加型になります。
コンテンツを続々投入予定で、検索機能強化でお目当のコンテンツが見つかります。

そんな「おちゅーん」は、「建前」とサヨナラする、自由な人と自由な作品のたまり場として、唯我独尊メディアをめざします。

サクサクプロジェクトの「これから」

サクサクこれから▼サクサクコラボ

◎メーカーズ・ミートアップ(のこれから)
継続して事例や実績を増やし、その経験をフレームワーク化して横展開します。
また、一般的な異業種交流会とは違う、オープンなメーカーズ・ミートアップも開催します。

◎プロアスリート・ミートアップ(のこれから)
メーカーズ・ミートアップ同様に、継続して事例や実績を増やし、ゴルフなど、テニス以外のプロスポーツへ展開します。

そして、企業やクリエイターだけでなく、もっと幅広いジャンルとのコラボへ展開します。

▼地域活性化プロジェクト

◎綾部プロジェクト(のこれから)
10年〜20年先を見据えて、綾部を住みやすい土地に変え、移住し定住する人を増やすために、塩見直紀さんが提唱する「半農半X」の実現を目指します。
そして、綾部が北近畿のハブになり、「綾部モデル」が地域活性化のフレームワークになることで、都市部も含めた他の地域にも展開します。

▼自主開発
オリジナルの案件管理システムやグループウェア(営業から制作まで共有できるシステム)を作成予定です。
その他は未定ですが、徐々に増やしていきたいと思っています。

▼サクサクスクール
既存の教育機関と連携しながら、独自のクリエイター育成を行います。
ハンズオン形式のクリエイター向けスクールや、現在版徒弟制度による新しいOJTを中心に、教える人を育てることにも注力していきたいと考えています。
そして、「一般社団法人みがく」との協業(みがくばオフィス)も計画中です。
一般社団法人みがく」は、発達障害の方が社会で活躍できるように社会的認知を向上するための事業を行っていますが、発達障害の方が非常に優秀なクリエイターになる可能性があることを知ったので、その機会を少しでも増やせるように協力をします。

▼サクサクCafe
異業種交流型のコラボレーションや、イベントによる人材発掘や育成を促進するための、クリエイターやクリエイターと出会う機会を求める人たちが集うリアルな場を構想中(夢想中?)です。
ジャンルごとにフロアが分かれていたり、ママさんクリエイターのための託児所が完備されている「サクサクビル」から始まり、地方にサテライトCafeを展開(綾部、東京 など) し、ゆくゆくはクリエイター版シリコンバレー「クリエイターコロニー」がクリエイターの場作りとしての最終的な目標です。

まとめ

私たちは「メーカー+プロダクション」を目指します

私たちサクサクプロジェクトのこういった活動の結果、ワクワクする面白い社会が実現できればと思っています。
そのためには、クリエイターがハッピーでなければいけないと考えています。

このような活動に賛同いただけるクリエイターや企業の方がいらっしゃれば、一声かけてください。
各プロジェクトへの協力や、イベントのスポンサーになってやろうって企業がいれば大変嬉しいですw

・・・ということで、サクサクプロジェクトの今後の動きに注目してください。

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深川正英

深川正英

プロダクトデザインを原点に、家庭用ゲームのデザインを経験した後、1997年「studio SEED」を設立。
Webコンテンツ、モーショングラフィックス主体の映像やVJなど、コンテンツの企画からデザインや制作を行いつつ、講師や映像系イベントの企画・運営などの活動を行う。
2005年クリエイターのコミュニティ作りを目的とした日本第一号の有限責任事業組合「バビル6 LLP」を設立。
2010年「合同会社かぷっと」の立ち上げに参加し、Planner兼Directorとして活動。
2014年「有限会社ちゅるんカンパニー」に移籍し、再びクリエイターコミュニティの活性化とコンテンツによる問題解決を目的とした「サクサクプロジェクト」を開始し、「サクサクトランスピッター」として活動中。

深川正英の記事一覧

2015年9月28日 11:14 PM
カテゴリー: イベント

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