ザクッと掴める「商品撮影の3つのコツ」

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こんにちは、ビジネスデザイン事務所の小幡です。

本日は、日々の制作業務の中でネットショップ運営に役に立つ撮影にまつわるTipsをご紹介。

ネットショップの売上貢献に欠かせないのが「商品画像」の訴求力。さらにその中でも「商品写真」が大きなウェイトを締めています。写真なんてスマホで撮ってもいんじゃない?と思われるかも知れませんが、スマホのレンズは超広角レンズなので大きくパースのついた写真になってしまします。通常は一眼レフを用いて撮影を行います。

この記事は一眼レフカメラとモノブロック2灯(アンブレラ)でのセッティングをご紹介します。レンズは90mm以上の中望遠レンズ(できればマクロ)が適しています。今回は、露出やシャッタースピードを主題から外して話をします。

自然に見えるライティングが鉄則

ライティングは、主灯と補助灯に分け役割を分担します。2灯あれば50cm四方までの商品撮影ならカバーすることができます。それより大きなものを撮影する場合は3灯で撮影したりディフューズできる装置を工夫する必要があります。

テクニックはあくまでも手段なので、まずは、撮影者として「何を伝えたいのか?」を掘り下げて考え撮影を開始することが大切です。それではブツ撮りの流れに沿って説明します。

被写体をよく観察し、魅力的なアングルを探し出す

美しく魅力的な写真を撮影するために、被写体をよく観察することが重要。

色や形、大きさや素材。それらを注意深く観察し、最も魅力的に見えるアングルをメインカットとするために撮影を開始します。イメージカットでない場合は、白色バック紙を後ろから前に向かって、なだらかなロール状に配置し、被写体に光が回るよう準備します。

被写体をそのままバック紙の上に置き撮影することも可能ですが、全てを白抜きにする場合は底面の影が被写体に写り込まないよう、セッティングの段階でひと工夫します。通常はアクリル製の支柱を用い、被写体が宙に浮いた状態を作り出します。アクリル素材は透過性が高く頑丈なうえに、程よい重さを持っているのでブツ撮りには欠かせなないアイテムです。

カメラを水平垂直に構える

ブツ撮り(左右正面)は面倒でも三脚を使って撮影しましょう。

ブツそのものを自然に撮影したい場合は、被写体の中心にフレーミングしカメラを被写体に向かって水平垂直に構えます。ここでのポイントは正しく水平垂直を取ることです。カメラが少しでも前後に傾いていると被写体の距離によっては不要なパースがついたり、歪みをもたらします。慣れるまでは三脚やカメラ内臓の水平計を利用するのも手です。また、水平の取れていない写真は次工程のデザインで都度微調整が必要となり煩わせるのでしっかり押さえておきたいポイントです。説明的な写真や俯瞰撮影などは臨機応変に手持ちで対応しましょう。

主灯の向きを考える

主灯は被写体の「影」と「ハイライト」をどの方向に作り出すかを決める重要な役割を果たします。通常左右どちらかの上前方向からライティングし、人間の感じる自然な光の方向を演出します。ステージでのスポットライトをイメージすると解りやすいかも知れません。主灯の角度が決まれば、次は「影の濃さ」を調整します。影の濃さが被写体のイメージに合うことが大切なので、暗過ぎればレフ板で反対側から光を返します。影が薄いと感じれば主灯の向きを調整します。被写体の大きさによっては補助灯で直接光量を補いバランスを取ることもあります。

補助灯の役割を決める

被写体が両手に収まる程度の大きさであれば、「天井バウスンス」などを利用し、環境光(全体の光量)の役割を持たせます。被写体が大きければ直接光量を補う役割を持たせます。

光の「硬さ」をコントロールする

光の硬さとは、馴染みが薄いかも知れませんが、真夏の太陽と春のほんわりした日差しの違いに例えると掴みやすいかも知れません。光の硬さをコントロールするにはいくつかの方法があるので紹介します。

①バンクやライティングボックスを活用しディフューズする

ディフューズとは光を拡散させること。アンブレラをストロボセットすると光源の中心から離れるに従って光が拡散して柔らかくなります。ディフューズとは、晴れの日と曇りの日の違いに似ていて、曇りの日は空にある雲が太陽光をディフューズし、強い陰影を和らげる役割を果たしています。屋外のポートレート撮影で曇り空が案外悪くないのはこのためです。特に女性を撮影する場合は、鼻の影や前髪の影などが薄くなりより柔らかい印象を作ることができます。ピーカン晴天であればレフ板で直接光を補うことになります。

②光源の中心をズラす

これは現場でよく使われる手法で、アンブレラなどで撮影している場合、やや硬めの光になるので、柔らかい写真を押さえておきたい場合は、敢えて光源をズラし、拡散光を被写体に当てます。その分、全体の光量が落ちるので適宜出力を上げるて撮影します。 ライティングの目的は「人が見て被写体の形を無理なく理解できる」ことが最低条件とし、より魅力的に印象を作り出すことのできる非常に重要なプロセスです。色を持った被写体は斜め上から主灯を準備し素直に撮れば問題はありませんが、真っ白な立体物や反射素材のもの、飲料などの透明度のあるものはさらに本格的なセッティングが必要なので次回紹介します。

シャッターを切り撮影する

これらのポイントを押さえておけば、後はシャッターを切るだけです。

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小幡亮

小幡亮

中小企業の「ブランディング」と「ネットショップ運営」を主軸に活動中。パーソネルは「知りたがりのやりたがり。」実践からしか学べない不器用ものなので、年1でスモールビジネスを立ち上げリアルビジネスの修行中。レッドオーシャンこそプレーヤーチェンジ。「おもしろい」と思ったことは意地でもカタチにします。ピンボール世界ランカー30,000位くらいw

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2016年3月3日 8:36 AM
カテゴリー: ネットショップ, 写真撮影(カメラ), 役に立つ

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