私が東大阪にこだわるワケ

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8月から「東大阪メーカーズ・ミートアップ」をベースとした地場産業活性化プロジェクトが始まりますが、このプロジェクトへの個人的な思いや背景について考えていました。

私が大阪生まれの大阪育ちだから東大阪にこだわるのは当然のことだと思っていましたが、先日のキックオフイベントの最中に、それだけではなく、もっと奥にある原体験があることに気づきました。

私の父親は、長年に渡り東大阪で「ヘラ絞り」の職人をしていました。
「ヘラ絞り」ってなんなの?って方のために・・・
▼ウィキペディア
https://ja.wikipedia.org/wiki/へら絞り

▼Youtube(ヘラ絞りの様子が見れます)

幼少の頃は父親が働く小さな工場(こうば)に付いて行き、その様子を見に行った記憶があります。
高速で回転する丸い平らな金属の板が少しづつ形を変えていく様子を見るのは楽しかったのですが、私が大きくなるにつれ、油と鉄くずにまみれて汗だくになって働く父親の姿にネガティブな感情を抱くようになりました。
自営ではなく雇われの身でしたし、下町の長屋暮らしで裕福な家庭ではなかったので、余計にネガティブに感じていたのかもしれませんが、自分の父親が何の仕事をしているのかを周囲に隠すようになっていきました。

父親が特殊な技術を持っている「職人」だということに気づいたのは、私がプロダクトデザイナーの卵としてデザイン会社で働き始めた20歳になってからでした。
照明器具のデザインを担当するようになると、父親が「ヘラ絞り」の職人であることが誇らしく感じることもありました。

父親はもうリタイアして家で小さくなっていますが、自分がこういう仕事を選んだ要因になっていることは確かです。
そんな自分の人生に多大に影響を与えている東大阪に対して、ようやく何か恩返しができるんじゃないかと思っています。

この気持ちを忘れずに、これから始まるプロジェクトに取り組んできたいと思います。
 
 

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深川正英

深川正英

プロダクトデザインを原点に、家庭用ゲームのデザインを経験した後、1997年「studio SEED」を設立。
Webコンテンツ、モーショングラフィックス主体の映像やVJなど、コンテンツの企画からデザインや制作を行いつつ、講師や映像系イベントの企画・運営などの活動を行う。
2005年クリエイターのコミュニティ作りを目的とした日本第一号の有限責任事業組合「バビル6 LLP」を設立。
2010年「合同会社かぷっと」の立ち上げに参加し、Planner兼Directorとして活動。
2014年「有限会社ちゅるんカンパニー」に移籍し、再びクリエイターコミュニティの活性化とコンテンツによる問題解決を目的とした「サクサクプロジェクト」を開始し、「サクサクトランスピッター」として活動中。

深川正英の記事一覧

2016年7月25日 6:44 PM
カテゴリー: つれづれなり, プロジェクト, ミートアップ

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