【シリーズ語ろう】仮面ライダーWの思い出

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今回は仮面ライダーWの思い出話を書きます。
Wは平成ライダーシリーズ11作目の作品で、平成ライダーの新しい時代を切り開いた作品です。
過去10作はいったんディケイドによってまとめられてしまった感があるので、新しい平成ライダーの10年をリスタートする意味でも重要な作品です。

2人で1人の仮面ライダーという異色感

まず、仮面ライダーWの最大の特徴は変身するために2人必要という部分です。
「2人で1人の仮面ライダー」というコンセプトで、左翔太郎とフィリップが変身します。
変身時は、基本的には翔太郎がメインになって、フィリップは気絶するんですが、ファングメモリの登場時にはメインがフィリップになったり、エクストリーム形態時にはフィリップはメモリ内に格納されたりと、必ずしもフィリップが無防備になってばかりということでもありません。
攻撃時に体が割れたり、メモリの切り替えで戦い方に変化をつけたりできる器用さもあって、すごくスマートな戦い方をします。
Wの決めゼリフは「さあ、お前の罪を数えろ」で、このセリフに限らず、Wでは特徴的なセリフが何個かあります。
多分これは狙ってそうしていると思うのですが、決め台詞がきれいに入ると高揚感が高まりますね。

変身ベルトと変身ポーズが汎用性高い

そして、Wは変身ポーズがすごくかっこいいです。
変身時には、ガイアメモリというUSBメモリみたいな外観のメモリをドライバーに差し込んで変身するんですが、Wのドライバーにメモリを差し込み、その勢いで手を体の前で交差してする変身ポーズはすごく素敵です。
かなりお手軽にできる感じのポーズでもあるので、気持ちを切り替えたいときなどにWの変身ポーズを行うことで心のゆらぎをリセットするのに役立っています。
ちょっと元気が出ないときなどには、ぜひWの変身ポーズをやってみてください。すごくすっきりしますよ。

ハーフボイルドが魅力の左翔太郎

さて、そんなWに変身する中の人の1人がハーフボイルドが魅力の左翔太郎です。
翔太郎は探偵事務所で働く探偵でして、ハードボイルドに決めたいのに、生来の人情家という側面のせいでハードに決められない様からハーフボイルドと呼ばれてしまっています。
でも、見ている分には翔太郎の優しさや熱さ、まっすぐなところに心を打たれます。
劇場版のオーズとフォーゼと絡んだムービー大戦時には、如月弦太朗(フォーゼの主役)と類似キャラで「オイッス」の言い合いを行ってニヤニヤしてしまいました。
その後、美味しいところはきちんと後輩に譲って、事後処理的な役割を買って出たあたりにも男気を感じます。
僕的には仮面ライダーの中で一番好きなのは555の乾巧ですが、左翔太郎は2番めに好きです。

ゾクゾクするフィリップ

仮面ライダーWに変身するもう一人がフィリップです。
フィリップは「地球(ほし)の本棚」にアクセスすることができる特殊能力を持った知的な感じの人なんですが、知識に対する欲求が強すぎて色々とアレです。
特に自分が興味ある対象に出くわしたときの「ゾクゾクするね」というフレーズは有名です。
僕は、日常のふとした時に面白いことを見つけたら「ゾクゾクするね」といったらテンションが上がります。
最終的には存在もあやふやな感じになってしまいますが、物語のスパイスとしても重要な今回の主役の一人です。

真ん中が割れた。エクストリーム

仮面ライダーWの進化形態はエクストリームという形態なんですが、この時真ん中が割れて広がるという感じになります。
これは見ないとなんのこっちゃわかりませんが、とにかくそういう感じの非常に興味深い進化形態です。
最終形態としては、劇場版でエターナルやコアと戦ったときの「サイクロンジョーカーゴールデンエクストリーム」になります。
割れた部分が銀から金になります。風都の風の力で。

振り切るアクセル、照井竜

そして仮面ライダーWで忘れてはいけないのが、仮面ライダーアクセルと変身する照井竜です。
照井竜の口癖は「振り切るぜ」でして、アクセルを全開にして振り切るという変身時のイメージと口癖がすごくマッチしていて非常にいいキャラです。
後、もう一つ口癖があって「俺に聞くな」ともけっこうよくいいます。
というか、照井竜は基本的に口数が多くないので、しゃべっていることが口癖として印象づけられやすいのかもしれません。
なお、照井竜は最初親と妹を殺したドーパントへの復讐が目的で仮面ライダーに変身していたわけですが、物語中でその復讐心に区切りをつける事ができてからはすっかり温和な感じになりました。
そのほっこりした感じの照井竜も、また魅力的なキャラです。
照井竜は最終的に鳴海亜樹子(探偵事務所の所長という設定)と結婚するんですが、口数が多くうるさい感じの亜樹子と口数少ない照井竜は傍から見ていて非常にいいバランスだなと思います。

所長やウォッチマンといったエンタメ要素

Wでは、照井竜と結婚した所長の鳴海亜樹子をはじめ、ウォッチマン役のなすびさん、警察官のじんさん役のなだぎ武さんなど、脇を固める陣営が比較的コミカルなキャスティングになっています。
基本的にはシリアスなストーリーなはずなんですが、このキャスティングのお陰で単なるシリアスなストーリーだけではなく、きちんと楽しい感じが話の中に組み込まれており、その点が素晴らしいですね。
最初若干違和感がありましたが、最終的にはコミカル陣営も締めるところは締めてくれるので、いいバランスで話が進んでみていて楽しかったです。

まさかの新世界ロケ

突然ですが、仮面ライダーは年に一回関西地方でロケをする事があります。
これは仮面ライダーを作っているのが東映ということもあり、京都の太秦映画村を使用して行う、いわば恒例行事みたいなものなんですが、Wの時は映画村だけでなく、大阪の新世界でロケをしていました。
これは、所長役の鳴海亜樹子が大阪出身という設定のためで、通天閣をバックに仮面ライダーが活躍するという面白い絵が見れました。
また、その時にメモリのサイクロンとジョーカーが和風な感じで「疾風」「切札」に変わっていた点も見逃せません。
こういう細かい演出をされると心が踊りますね。

おやっさんこと仮面ライダースカルの鳴海荘吉

鳴海亜樹子の父で、探偵事務所の最初の所長は翔太郎の師匠の鳴海荘吉(吉川晃司さん)です。
ハーフボイルドな翔太郎とは異なり、ハードボイルドな鳴海荘吉は、めちゃ渋い存在です。
鳴海荘吉が変身するのは仮面ライダースカルで、帽子をかぶった骸骨とスカーフが特徴です。
この帽子にまつわるエピソードがすごくよくて、鳴海荘吉いわく「帽子は一人前の象徴」であり、半端ものがかぶるものではないと翔太郎に言い、鳴海荘吉の真似をしていた翔太郎を窘めたエピソードがあります。
で、この話は伏線で、後日成長した翔太郎を見た鳴海荘吉が、「帽子が似合う男だ」と翔太郎を認めるシーンが出ます。
もうこの時点で泣きそうですが、翔太郎は翔太郎で感情を抑えきれずに泣いてしまうし、見ているこっちも泣けてきます。
なんて素敵なエピソード。

番外エピソードで過去最高に好きなビギンズナイト

Wの映画は、ライダー大戦含めて何本かありまして、そのなかでも個人的にすごくいいなと思っているのが「ビギンズナイト」です。
この作品では、翔太郎とフィリップがいかにして仮面ライダーになったのかというエピソードが語られます。
多くのライダー作品では、第一話が初回変身になるのですが、Wの場合は第一話で普通に変身していたので、あらかじめこの作品を用意して本編が始まっていることになるかと思います。
ビギンズナイトでフィリップが翔太郎に言った「悪魔と相乗りする勇気はあるかい?」はその後のWにおける翔太郎とフィリップの友情のキーになる言葉で、この作品でその部分が作られていると考えると胸熱です。

敵のドーパントがすごく個性的で魅力的

そして、Wは敵もすごく個性的で魅力的です。
Wの敵はドーパントという変身した犯罪者なんですが、W同様にガイアメモリを使用することで人間がドーパントに変身します。
Wはドライバーに差し込む形ですが、ドーパントのメモリは直接人体に打ち込む形になっていて、その差し込む箇所がドーパントによって異なっている点が興味深いです。
あるものは手首に、あるものは首筋に、あるものはおでこにと、メモリと変身者をイメージできる形で変身するので、毎回このドーパントはメモリをどこに挿すんやろう楽しみを持ちながら見ることができます。
そんな中でお気に入りのドーパントといえば、恐竜の頭の部分だけが異常にでかくなっているTレックス・ドーパントで、このドーパントの見た目のインパクトはすごいものがありました。
他にも、照井竜の敵のウェザー・ドーパントの井坂さんは天気を操って無双感が半端なかったです。
途中までこれにどうやって勝ったらいいんやろうという軽い絶望感が出る辺りも物語の引き締めにちょうどいい感じでした。
ラスボスとなった園咲家の面々も、家族揃ってドーパントで、あの家族もとてもいい味を出していました。

劇場版のエターナル編もすごくよかった

Wの映画は何本かあると書きましたが、劇場版でのみ登場する悪の仮面ライダー「エターナル」もすごくいいです。
エターナルは、ガイアメモリの開発と競って行われていた死者蘇生兵のネバーの大道克己(松岡充さん)が変身する仮面ライダーで、映画の中では完全に敵役の仮面ライダーとして描かれた異色のライダーでした。
その後、エターナルのみの映画も公開され、敵として認識されているのになぜ仮面ライダーなのかということが語られます。
このストーリーもすごくよかったです。
エターナルの決め台詞は「地獄を楽しみな!」で、このセリフもここぞというポイントで効果的に使われています。

まとめ

軽く紹介するつもりが、けっこうな長文になりましたが、それくらいWは面白い作品です。
本編だけと言わず、劇場版も含めて見ていただくとより楽しくWを楽しめるかと思いますよ。

次回は、メダルを使って変身する欲望の話、仮面ライダーオーズについて書きます。タトバ、タトバタトバ!

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2016年12月16日 10:25 AM
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